「母子交尾~千葉大賀路~」
母・樹から多大は愛情を受け続けて来た息子の太一は、いつしか樹を女性として愛するようになっていた。だが、太一はその感情を押し殺してきた。愛した女性は母親……一生この気持ちは心に留めて置こう、そう決心していた。だが父が他所に愛人を作り家を出て以来、父との思い出ばかりを話して嘆く樹を見て、太一は父に嫉妬心を燃やしてしまい、樹に日々辛く当たっていた。それは愛する気持ちの裏返しと言える感情だった。そんなある
母子交尾[沼津路]
母親と離れて暮らすことを決めた息子。彩乃は本心では寂しい思いで一杯だったが、息子の決心をむげには出来ないと送り出す事にした。そして、彩乃は今までどこへも遊びに連れて行けなかった報いに、上京祝いにと親子水入らずの温泉旅行に誘った。
「母子交尾~伊豆の国路~」
10代で妊娠し、周囲の激しい反対から逃れ息子・太一を生んだ実紗。当時、まだ精神的に子供だった実紗と夫は、まともに太一を育てる事など出来るはずもなく、毎日、全てが手探り状態で心細く生きてきた。その内に実紗は、唯一心を許せる息子の太一に甘え、肉体関係まで求めるようになった。それから数年が経ったある日、実紗と太一は、セックスをしている所を夫に見られてしまう。その翌日、二人は逃げるように家を飛び出した。そ
「母子交尾~尾張土岐路~」
美和子は、かつて唯一の肉親である息子・薫との肉体関係を築いていた。やがて薫は、職の無い地元を離れ東京で就職した。それから5年が経った。薫は5年間連絡もろくに取らず、ずっと地元には帰って来なかった。何故なら、離職を繰り返し自己嫌悪に陥っており、母に合わせる顔が無かったからだ。「今すぐ私の所へ帰ってきて……そして、いつまでも私が一緒にいてあげたい」そんな破裂寸前の母子偏愛思想が、心を埋め尽くす美和子の
「母子交尾~中伊豆大仁路~」
あけみの夫は家を空けがちで家庭をほとんど顧みる事がなかった。夫に相手にされなかったあけみは、息子の真司を寂しさを紛らわす慰み物であるかのように溺愛し育て、やがて母子の垣根をも越えて肉体関係を結んでしまう。だが真司は、成長するにつれ母との関係を異常なモノではないかと疑うようになり、今ではかつてのように性的な行為をする事は稀となっていた。あけみは「真司に嫌われたのでは」という不安を抱えるようになる。そ
「母子交尾~沼津路~」
彩乃は、息子太一を生んですぐに夫を亡くし、女手一つで太一を育て上げた。やがて太一は成人し就職先を探していたが、地元では正規の社員として働ける会社が無く、この秋、太一は意を決し東京で働く事にする。「お母さんを早く楽にさせてあげたい……その為だったら、離れ離れになっても耐える……」彩乃は、本心では寂しい思いで一杯だったが、太一の決心をむげには出来ないと送り出す事にした。そして、彩乃は今までどこへも遊び
母子交尾[中伊豆大仁路]
母子交尾[尾張土岐路]
美和子は、かつて唯一の肉親である息子・薫との肉体関係を築いていた。やがて薫は、職の無い地元を離れ東京で就職した。それから5年が経った。薫は5年間連絡もろくに取らず、ずっと地元には帰って来なかった。何故なら、離職を繰り返し自己嫌悪に陥っており、母に合わせる顔が無かったからだ。「今すぐ私の所へ帰ってきて…そして、いつまでも私が一緒にいてあげたい」そんな破裂寸前の母子偏愛思想が、心を埋め尽くす美和子の前
「母子交尾~那須塩原路~」
10年前に夫と別れて以来、息子の太一と離れ離れで暮らしている奈津美は、もう一度、太一と暮らす事を夢見て生きて来た。孤独な生活を送る中で、奈津美の太一への思いはいつしか息子を思う愛情とはかけ離れた異常なものに変わっていった。そんなある日、元夫が事故で亡くなり、身寄りを失った太一は奈津美の元へ来る事になった。奈津美は再び太一と暮らせる夢が叶ったと心の底から悦び、太一を温泉旅行に誘う。その旅程で奈津美は
母子交尾[駿河路]
暴力を振るっていた夫と別れ、息子・太一との母子家庭を送るみさ。だが経済的には夫に頼りっ切りで生きてきたみさにとって、太一を養いながらの生活は苦を極めるものだった……。太一が○校生の頃にみさは自慰行為に耽る太一を目撃する。それ以来、閉塞的な生活の慰みにか、性的交渉を以って太一と接するようになった。だが、最後の一線は越えずセックスだけはまだしていなかった。そんなある日、みさは職場の同僚から温泉旅行のペ
母子交尾[那須塩原路]
「母子交尾~赤城路~」
17歳の時に息子・宏彰を出産し、シングルマザーとして宏彰を育ててきたりょう。夫となるはずだった男に逃げられ、高校も中退し、女手一つで必死に働き宏彰を育てた。宏彰はそんな風に自分の事を懸命に育ててくれたりょうの事を母としてではなく、一人の女性として好きになっていた。成人した今では職にも就かず「ずっとお母さんと一緒にいたい」そんな思いで家に篭りっきりでいる。そんなある春。変化の無い生活を送る宏彰の気分
「母子交尾~中伊豆路~」
夫が家を出て以来、麗子は幼かった息子・大介を女手一つで必死に働き、必要以上に過保護に育てた。だがそのせいで大介は、成人した今でも麗子に頼りっきりの引きこもり青年になってしまった。しかし大介はそれで良かった。麗子と二人だけの生活に、心から満足していた。それは、自分を大切に育ててくれた麗子を、女として好きになっていたから……。そんなある春。麗子が商店街の福引で伊豆の温泉旅行ペアチケットを引き当てた。麗
母子交尾[中伊豆路]
夫が家を出て以来、麗子は息子・大介を女手一つで必死に働き、必要以上に過保護に育てた。その為、大介は成人した今でも麗子に頼りっきりの引きこもり青年になってしまった。しかし大介はそれで良かった。麗子と二人だけの生活に、心から満足していた。それは、自分を大切に育ててくれた麗子を、女として好きになっていたから…。そんなある春。麗子が商店街の福引で伊豆の温泉旅行ペアチケットを引き当てた。麗子は、外に連れ出す
母子交尾[熱海路]
20年前の宏彰出産前に、夫の純一が癌で死んだ。宏彰を立派に育てる。それが純一との約束だった。純一との約束を守る事が真希の生きる意味だった。真希はいつしか宏彰に純一の影まで背負わせていたのかもしれない……。純一の話ばかりする真希に宏彰は反抗的になった。純一を疎ましく思う感情とは別の、もう一つの感情が芽生えたからだ。その感情とは、嫉妬だった……。宏彰が20歳になり、真希はお祝いに温泉旅行に行こうと誘っ